好奇の魔方陣



魔女見習いのサリサは、凄腕の魔女の噂を聞いて郊外にやってきます。

背中で切り揃えられた金色の長い髪を揺らしながら、行儀良く歩くサリサに、
気持ちいいそよ風が挨拶するように、頬を撫でて包み込みます。

ゆったりとした気持ちで林を歩いていくと、その向こうの丘に、
魔女がたった一人で住んでいるという、きれいな館がありました。

少し緊張した面持ちで、ノッカーを掴んで、戸を叩くサリサ。
すぐに、少しねっとりとした、色っぽい女性の声がしてドアが開きます。

「あら・・何か御用かしら?」

若い魔女が、にっこりと微笑んで少女を出迎え、
サリサと同じ金色の、ウェーブの掛かった髪の毛がふわりと揺れます。

「あの、マリーミスト先生ですか?」
サリサは、魔女の優しい笑顔に少しほっとして、顔をほころばせました。

「ええ。でも、ファースト・ネームで呼んでね。アイリーンよ」
気さくに笑う魔女。「見習いさんかしら?」

「はい。サリサです。・・少し分からない事があって、教えてもらえればと・・」

「構わないわよ。ここじゃ何ですから、上がって頂戴。美味しい紅茶をお出しするわ」

どうぞ、と手で示す魔女に、サリサは会釈と、
くったくのない微笑みで応えて、館の中へと入っていきました。



一通り講義が終わって、サリサは椅子に座り、席を外したアイリーンが戻るのを待っていました。

アイリーンの実力は明らかに噂以上で、教え方もかなり上手く、
サリサは頭に絡まった糸が解けたような気持ちで、窓から外を眺めていました。

「お待たせ」居間のドアが開いて、アイリーンが顔を出します。
「授業料の代わりって言ったらなんだけど、少し手伝ってくれるかしら?」

「はい」感謝を込めて答えるサリサ。立ち上がって、アイリーンの後を付いて歩きます。
廊下をぐるぐると回って、地下に降りていく階段が見えて来ます。
その辺りは薄暗く、少し不安を覚えながらも、
前を歩くアイリーンを、サリサは頼もしく感じていました。

地下通路の二番目のドアの前で、アイリーンは止まります。

「暗いから気を付けて」そういってゆっくりとドアを開けました。

広くて真っ暗な部屋はしかし、
ほこりっぽい感じやカビ臭さは無く、綺麗に整頓されているようでした。

ランプに明かりが付くと、部屋の中央にぼうっと魔方陣が浮かび上がります。

二重の円に、少し模様が付いただけのシンプルなものでしたが、
あまり魔方陣の勉強をした事の無いサリサは、
それがどういった効果を持つのか、全く分かりませんでした。

「こっちへ来てくれる?」アイリーンは、壁際の椅子に座って手招きします。

サリサが近くに来ると、魔女はその目をじっと見つめてきました。

「・・あ・・」
薄暗い中で、アイリーンの美しい瞳に見つめられ、どぎまぎして思わず目を逸らすサリサ。
アイリーンは手を伸ばすと、
とても小柄なサリサの身体全てを包む、紫色のローブに手を掛けます。

「あら、結構いい生地ね・・。この下は?」

「ワンピース・・です」サリサは少し顔をうつむかせて答えます。

「下着はドロワースかしら?」
目の前にいる少女も気付かない程わずかに、瞳を好色に光らせるアイリーン。

サリサは、少し顔を赤くして頷きました。

「そう・・ま、そのままでいいわ。
ちょっとした実験に付き合ってもらいたいんだけど、いいかしら?」

アイリーンは、サリサの頬にそっと触れ、顔を上げるように促します。

「人体実験・・ですか?」サリサは少し不安そうに尋ねます。

「そうね・・実験と言うより、データを取りたいの。もちろん、危険なことは一切無いわ」
アイリーンは優しく言いました。「嫌なら、無理はしないでいいわよ」

「私に出来ることでしたら・・」サリサは何の躊躇も無く言いました。

アイリーンは脚を組み替えて手で示します。
「ありがとう・・それじゃあ早速、魔方陣の上に立ってくれる?」

サリサは答えて、魔方陣の上まで歩くと、アイリーンに向き直ります。

「何か変化があったら教えてね。・・いくわよ」
 そう言って、アイリーンがすっと手をかざすと、魔方陣がぼんやりと光り始めました。

「・・・・」

わずかに風が起きて、サリサの柔らかい髪が波打ち、全身を包むローブが揺れ動きます。

「どう?」数十秒経ってアイリーンが尋ねました。

サリサは静かに首を横に振ります。

アイリーンはそれを見て、舌でゆっくりと唇をしめらせ、脚を再び組み替えました。



アイリーンが言った実験・・それは魔法の知識を得るため、あるいは研究のためではなく、
彼女の性の好奇心を満たすためのものでした。

魔方陣は、その力を受けた者が経験している、性の快楽を呼び起こすものであり、
アイリーンは、美しい少年や少女を何人も、その魔方陣の上に立たせて、
淫猥な「実験」を行ってきたのです。

その殆どは、今のサリサのように、魔方陣の力に反応を示しませんでした。

それはつまり、今までアクメを経験したことはもちろん、きっとオナニーも知らないという事です。

性を知らない愛らしい少女に、アイリーンは興奮を隠し切れず、
脚を組み替えたり、指を咥えたりしながら、その姿を眺めていました。



「サリサ、次にいくわよ」数分後、アイリーンはうっとりとした眼差しで言いました。

サリサが頷くのを確認して、さらに魔力を込めます。
一本・・二本・・魔方陣から光の柱が立ち、同時に、サリサがぶるっ、と身体を震わせました。

「あっ・・」程なくしてサリサが小さく声をあげます。
「先生・・・・少し気分が・・変です・・」

「利いて来たようね。でも、悪い気分ではないでしょう?」

「・・はい・・」答えたサリサは、明らかにぞくり、と鳥肌を立てていました。

アイリーンは息を少し荒くしながら、立ち上がって魔方陣に近づきます。
そして、手をゆっくりとかざすと、手のひらの先を不思議に光らせて、
それをそっと掴むように握りました。

「う・・あっ!」魔方陣から一気に、十本前後の光の柱が立ち、
サリサがびくっ、と身体を震わせます。

「ああ・・せんせえ・・座って・・いいですか?」甘い声でサリサが言います。
「・・あれっ・・身体が動かない・・」

「座るのは駄目だけど、力を抜いても大丈夫なように、
下半身はあまり動けないようにしたわ。しばらくそのままでお願いね」
言ったアイリーンの目は、好色な好奇心に満ちていました。

大きく魔力を込められた魔方陣は、ただ性の快感を引き出すだけではありませんでした。

その魔方陣が性感を呼び起こす場所・・それは性器のような敏感な場所とは限らず、
アイリーンの言うところの、「性の資質」のある場所。
魔方陣はそんな場所を教えてくれるものだったのです。

サリサ・・教えて・・
アイリーンは、心の中でねっとりと呼びかけます。

お嬢様育ちのあなた・・とっても可愛らしいあなたの、一番いやらしい場所・・
・・今はおま○こやクリト○スに負けても・・
育てれば、一番気持ちいい場所になる部分はどこなのか・・

「ふふ」アイリーンの手と、魔方陣が同時に、さらに怪しく光りました。

「ああ・・ん・・っ! せっ・・せんせ・・え・・
身体に走る感覚に混乱しながらも、甘える声でサリサが呼び掛けます。






「気持ちいい?」にこにこと笑うアイリーン。

「何だか・・恥ずかし・・です・・」サリサは顔を真っ赤にして答えました。

「どこが気持ちいいか・・教えてくれる?」

その瞬間、サリサの頬、耳までが、かあっと恥じらい、サリサは顔をうつむかせます。

「あ・・あの・・・・それは・・」

「・・・・ふふ・・」
楽しそうにサリサを眺めながら、魔方陣に近づくアイリーン。

「教えてくれる? どうして恥ずかしいのかしら・・?」

「あっ・・だって、だって、せんせ・・え・・

サリサの目じりから、涙がぽろ、ぽろ、とこぼれ、

その口元からあごにかけて、よだれの筋が伝っていました。

「いいのよ・・。言いなさい・・」

優しく言ったアイリーンはとどめとばかり、魔方陣に魔力を送り込みます。

光の柱の群れの中で、サリサの身体は猛烈な、
決定的な昂ぶりに、一気に噴き上げられました。

「あっああっ、せんせえぇ〜〜っ!! わたし、わたしっ」

「ふふ、イクのね? さあ、イク前に言うのよ、サリサ・・」

その恥じらい方から、結局のところ、「おま○こ」・・
という答えを想像しているアイリーン。

そしてサリサは、たまらなそうに身体を震わせると、
堰を切ったように答えを・・自分の身体の、
性の喜びに狂いそうになっている部分の名前を叫びました。

「いやああぁあぁぁぁ〜〜〜〜っ!!! せんせーっ!!!
 おへそ、おへそですっ!! おへそですっ!! おへそですう〜〜〜っ

猛烈に突き上げられながらも、なかなか届かないアクメに、
わんわん泣いて、助けを求めるように連呼するサリサ。

「お臍・・素晴らしいわ・・」対照的に穏やかに、
しかしうっとりと微笑みながらつぶやいたアイリーンは、サリサのいやらしい言葉に、
一歩先にアクメを迎えてしまったのか、その場にへたへたと座り込みます。

「せ、せんせっ・・! 何か出ちゃい・・ます・・っ!」
サリサは必死に、全身で何かに耐えながら、とろけきった声で言いました。

「おま○こから出ちゃうの? 我慢しないで出しちゃいなさい・・」

「ち、ちがう・・んで・・すっ・・!!
 あっ! あっ! ・・だめだめだめーーーーっ!!!」

自由な上半身を、思いっきり仰け反らせるサリサ。

「えっ、違うって・・まさか・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!」





魔法の影響だったのでしょうか。

瞬間膨れ上がった異様な快感、初めてとは思えない壮絶なアクメに達したのと同時に、
痙攣し、熱い粘液をとろり、と漏らしたのは、膣口ではなく、
さっきから官能に包まれている、その小さな、愛らしい臍だったのです。

「せんせーーーっ!!! おへそがとろけるようーーっ!!!」

ワンピースの中でひくんひくんと痙攣し、それに合わせて粘液を何度も、
とくっ、とくっ、と漏れこぼすサリサの臍。

「ちょ、ちょっと、大丈夫?」
今までの「実験」では無かった凄まじいアクメの様子に、アイリーンも驚いて、
慌てて立ち上がり、駆け寄ります。

「せんせっ・・せんせっ・・・・
 いっ、いやああああぁぁあぁぁ〜〜〜っ!! また出る〜〜っ!」

びくびくと激しく痙攣するサリサを、アイリーンは思わず抱き締めます。

「せんせぇっ・・せんせっ・・」
ぎゅうう、と震える手でしがみ付いてくるサリサ。

「せんせ・・おへそが、おへそがおへそが・・
ひっ・・・・きゃあああああああああーーーーーーーーっ!!!」

数度目のエクスタシーに、長い悲鳴を上げたサリサは、力を失って失禁してしまいます。

束縛の魔法も解けて、二人は抱き合ったまま、崩れるように座り込みました。

魔法は止めているのに達し続けるサリサを、その尿で服が汚れるのも構わず、
アイリーンは抱きしめたまま、愛しそうにその頭を撫でます。

「よしよし・・しょうがないわね。気絶させてあげるから、少し我慢なさいね」

そう言うと、アイリーンはサリサのローブの中に手を挿し入れ、下腹部を探りました。

「うわ・・すごいわね・・」熱い臍粘液でべとべとのワンピース、
そしてそれ越しでもはっきりと分かる、臍のいやらしい大きな痙攣に、
アイリーンは生唾を飲み込みます。

「せ・・せんせ・・え」連続で達しながら、サリサは哀願するようにつぶやきました。

アイリーンは頷くと、少しでも衝撃が和らぐようにと、サリサの唇を自分の唇で包み、
そのまま痙攣する臍に、ワンピースごしに指先を触れ、
淫の魔法を込めながら、そこを丁寧にこね回してあげました。

「ひぁっ・・き・・・・
・・〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」

再度無言の悲鳴を上げ、臍からはもちろん、
身体中の穴と言う穴から体液を噴き出したサリサは、
不自然に痙攣すると、アイリーンに包まれたまま気を失ってしまいました。



「大丈夫?」

ベッドの中で三日三晩眠り続けた後、ようやく意識を取り戻したサリサに、
アイリーンは優しく話し掛けます。

「せんせ・・ごめんなさい・・」酷い目にあったのも気に留めず、
健気に謝るサリサに、アイリーンは愛しさを覚えて、頬に手をやります。

「ありがとう、とってもいいデータが取れたわ。
こちらこそ・・大変な目に合わせてごめんなさいね」

サリサは答える代わりに、微笑んで、アイリーンの手を握り締めてきます。

「先生・・もう少し・・寝ていてもいいですか?」

アイリーンは優しい笑顔で頷いて、肩まで布団を掛け直してあげながら、
これからこの子のお臍をどんな風に育ててあげようかしら、と考えていました。